「頭がいい人、悪い人の話し方」樋口裕一

 ベストセラーになったシリーズの第1作目です。今更買うのは少し恥ずかしかったのですが、最近新書にも手を出すようになり、書店でパラパラ見ていたら周りにいる人の顔が浮かんだので、しっかり読んでみたくなり買ってみました。性格の悪さが露天する、かなりいやらしい動機です。
 人付き合いのマニュアルのような感じがします。私なんかもそうですが、対人関係で必要以上に気を使い、他人にどのように思われているのかを意識してしまう人間には合うと思います。
 やはり、異質な価値観の許容、感情論の防止、自己の立ち位置の分析などがポイントのように感じました。次の作品はもういいかな。