「スパル・たかし」 尾玉なみえ

 ビジネスジャンプで連載されていた作品が無事に単行本化されました。心配していたので何よりです。
 ローマの剣闘士であるたかしが主人公のマンガなのですが、まともに剣闘士としての試合が行われていたのは極々序盤のみ、あっという間に話が脱線してホステスになる話やデブキャラである友達のしんいちがメインになったり、妖精とお見合いしたりと、後半は剣闘士が主人公である必要性が全く無くなる話が続きます。この尾玉なみえらしさがこのマンガの魅力です。大好きです。