「光」(1)(2) 凜野ミキ

 『OHPの感想』を読んで、気になったので買ってみました。
 突然身体にマークのような痣が現れた高校生の少年と少女たちが運命的な戦いに巻き込まれていく話です。
 うーん、期待して読んでみたのですがいまいちでした。残念。絵とストーリーの稚拙さでシリアスなのかギャグなのか微妙な作品です。グロ描写もあるのですが迫力がなく怖いというか滑稽な印象を受けます。人をムカつかせるようなキャラクターの性格付けは上手いのですが、それがカタルシスに繋がらないので今のところフラストレーションだけが溜まります。ここまで頭の悪い主人公は珍しいですね。このような登場人物が出てくるマンガはある意味で貴重であり評価できるのでしょうが、読みたいかどうかは別問題です。3巻は買わないと思います。