「カラオケバカ一代」ジョージ朝倉

 オンチの男子高校生がテンションの高い謎の女に振り回されながらカラオケ超人を目指す「カラオケバカ一代」シリーズなどのバカマンガに、正統派の少女マンガがサンドイッチになった構成になっています。
 個人的には、ジョージ朝倉の場合「平凡ポンチ」のようなタイプのマンガよりも、シリアス寄りの少女マンガの方が好みに合うことが多いので、この単行本もどちらかといえば、真ん中に挟まれた少女マンガの方がよかったです。まあ初期の作品集ということもあり全体的には程々といった感じは多少ありました。そういえば主人公が誰かに振り回されて展開することが多いですね。