「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流、いとうのいぢ

 アニメでそれぞれのキャラを把握していたおかげで、スムーズに読めました。対象読者のニーズに応えるために、万遍なく配慮の行き届いた設定とキャラが特徴です。それらのアイテムに対して軽い拒絶反応はありますが、身を任せてしまえばそれなりに心地よいものです。ライトなSFテイストも悪くありません。最後まで綺麗にまとまっていました。あれがアニメの最終回とということなのでしょう。
 ただ通勤電車の中で読んでいたので、挿絵のページになると堪らない恥ずかしさを覚えました。ライトノベルは、ほとんど読んだ事が無かったのですが、中学生ぐらいならハマっていた気がします。そんな時に読みたかったものです。