同期会に参加

 やはり大人数の飲み会は難しいです。多くの人に通用するネタを話さなくてはいけないので、深い話は出来ません。会社関係の飲み会なんてそういうものだと言われてしまえばそれまでですが、興味がない話にも頷かなくてはいけないのは苦痛です。女性の同期をネタとしてもコンパニオン扱いする行為には、付いていけません。正直言って不愉快です。子供なのでしょう。
 もともと私は大人数が表面的に同調し盛り上がる行為自体が合わないようです。思い出してみても、中高校生時代のクラス単位のイベントには、上手く溶け込めませんでした。年を重ね社会人になったことで、そのような状況でもある程度は、自分の周波数を変化させて周りの同調することが出来るようになったつもりです。もちろん、飲み会の場が完全に苦痛だけな訳ではありませんし、その場の雰囲気に同調させて馬鹿話をして笑っていれば、楽しかったりはします。
 しかし、飲み会のあとに残るのは虚しさと後悔の念だけなのです。
私のしたい話は、そんなことではないという無力感。無理にあわせた自分に対する自己嫌悪感。空回りしていたのではないかという不安感。様々なことに気を回したことによる気疲れ。どれもが苦痛な感情です。そのため、最近は気の合う人と2人だけで飲むことが多くなっています。
 ちなみに、入社して暫く経ちますが、まだヲタ話をすることが出来る相手は見つかっていません。これは素直に寂しいです。自分の姿が常に不自然な気がしてくるのです。