2006-06-24から1日間の記事一覧

「コイネコ」(2) 真島悦也

猫耳少女にモテまくる主人公の話。この巻では、ツンデレロリキャラの猫耳少女が追加されます。 本当に脳が溶けそうです。猫耳、ツンデレ、スク水、メガネっ子、もう何でもありありです。ラブコメというよりは、妄想マンガに近い気もします。でもこれは、あり…

「ハヤテのごとく!」(7) 畑健二郎

なんか最近、面白くなってきた気がします。ライトなラブコメを主軸にしつつ、それに加えるギャグ要素とオタクがニヤリとするような小ネタ・パロディのバランスが丁度いい感じです。まさに上手いマンガです。このバランス感覚は、赤松健にも通じるところがあ…

「バガボンド」(23) 井上雄彦

やっぱり面白いです。小次郎もライバルとしてしっかり存在感を示しているし、そこに又八を絡ませてくるのも流石。緊張感が高まります。他のマンガとは、別次元の世界を歩き続けている感じ。これはもうそのまま受け入れるしかないと思います。

「トランスルーセント」 彼女は半透明(4) 岡本一広

身体が透明になってしまう透明病の女の子の話。淡い恋愛要素あり。 けっこうベタであまい部分もあるのですが、物語自体を正面から描いているので好感が持てます。ストイックというかまじめなというかそんな感じです。ただ、最近のエピソードは、マンネリとい…

「乱漫」 加藤伸吉

加藤伸吉が小説現代やエソラで描きたいものを好きなように描いた作品集。主に4ページの短編で構成されています。 短編なので分かりやすい話はあまりありませんが、皮肉が効いていてインパクトがあります。読んでみて、心が変な気持ちを感じればそれでいいの…

「大阪ハムレット」(1) 森下裕美

世界を共有した連作オムニバスの作品集。複雑な思いを抱えた小学生や中学生が主人公です。 えげつないぐらいの毒です。ぬるい優しさだけで誤魔化したりはしません。オブラートに包まないで直接ぐさりと胸に刺さるような毒を突きつけます。これこそが、森下裕…