「セイちゃん」(1)大田垣晴子

 初出を見たら『ダ・ヴィンチ』2001年11月号〜2003年3月号とけっこう前に連載されていたマンガなんですね。はじめて知りました。はじめて知ったといえば、作中でもネタになっていたことですが、作者の名前をずっと『ハルコ』と読んでいました。でも正しくは『セイコ』なんですね。ずいぶん昔から間違って読んでいましたよ。
 内容の方は、平和で幸せそうな家族マンガで安心して読めます。子供時代の話も面白いですが、現在の家族の様子も軽く紹介していたのが正解だったと思います。子供時代は無邪気な妹が生意気になってたり、真面目そうだった姉が普通になっていたり、やっぱり両親は変わらなかったり、幸せそうな家族はいいですね。10月に刊行予定の次巻も楽しみです。