「放浪息子」(4) 志村貴子

 この巻も非常に面白いです。志村貴子だからこそ描ける独特のテンポと間が魅力です。でもそれを文章化して説明することって難しいですね。「敷居の住人」のときからそうでしたが、志村貴子のマンガって話の引きが印象的です。巻末のおまけマンガにも書かれていますが、次はいよいよ中学生編です。この前ビームで読みましたが、魅力的な新キャラも登場して、ますます楽しみです。
 ちなみに、この単行本は31日発売予定なのですが、30日の時点で店頭に並んでいました。ビームコミックスは書籍扱いだから発売日より早く書店に並ぶことが多いのです。詳しくは、コミックビーム編集者、岩井氏の日記の7月26日分を見てください。そんな訳で、志村貴子の単行本2冊同時発売と言いつつ「ラヴ・バズ」の方はまだ書店に並んでいませんでしたね。
 あ、今気が付いたんだけど「砂ぼうず」買い忘れてました。今日行った書店の新刊コーナーに無かった気がするけど、明日また見てみよう。発売はされているようですからね。