「団地ともお」(6) 小田扉

 団地に住んでいる小学生のともおと、その同級生たちとの日常を描いた作品。
 魅力的なキャラばかり出てきますが、主人公のともおは、理想的な子供らしい子供という感じです。バカだけどいい奴だし、なんか突き抜けています。どのストーリもはずれがないぐらい良いものばかりで、温かい話やシュールな話などバリエーションに富んでいます。これが週刊の一般誌であるスピリッツで連載されていて、かつ評価されていることは非常に嬉しいことです。この巻では、交換日記の話が一番好みでした。