「女はつらいよ」業田良家

 温泉コンパニオンとして働きながら結婚相手を探す子持ちでバツイチの女性が主人公の話。
 キャラや設定がスマートじゃないというか泥臭く軽薄で、いまいち好きになれません。ギャグも笑えません。読んでいてすっきりしない嫌な気分になりました。これも計算なら凄いですが、作者の他のマンガをちゃんと読んだことがないので何とも言えません。
 主人公の惚れやすい気質というもの自体が理解できません。作品自体が完全に私には合わないようです。読了後に何も残りませんでした。フェミニストが読むと一言言いたくなりそうな内容ですが、オリジナルの増刊に連載していたということで、読者層には合っていたという事なのでしょうか。