「暴れん坊本屋さん」(3) 久世番子

 書店員の立場から書店の舞台裏を描いたマンガ。実際の書店員にも受けが良いようですが、この巻が最終巻です。
 この巻では、ハリポタ騒動、イベント、スリップ、取り置き、帯、サンジョルディ、乱丁・落丁などをネタに書店の裏話的なエピソードを分かりやすく、そして面白く描かれています。やはり実体験の強みでしょう。もちろんマンガとしても十分に上手いです。自ギャグネタ、パロネタなんかのバランスは絶妙だと思います。本好き、本屋好きには自信を持ってオススメできるマンガです。