「ふたつのスピカ」(11) 柳沼行

 船外活動を想定して水中で訓練を行う巻。
 読んでいて感じる漠然とした切なさがいいです。自分の道というのはくさくても良いものです。ゆっくりと着実に進むストーリーは、このままのペースで追い続けたいものです。この巻のポイントは、ロボットと人間の違いでしょうか。これからどのように生きてくるのか楽しみです。