2006-06-11から1日間の記事一覧

「でろでろ」(7) 押切蓮介

なにかと妖怪に縁がある兄妹が主人公のマンガ。 真面目な妖怪マンガというよりは、作者の思いつきで生み出された妖怪ばかりが登場します。上手いマンガではないのですが、奇妙な魅力を持ったマンガです。相変わらず女の子は可愛いです。

「きょうの猫村さん」(2) ほしよりこ

ネコが家政婦をする話。1巻が幅広い層で人気になった作品です。 人気になるのも分かるのですが、個人的には苦手なタイプのマンガです。お節介だったり説教臭かったりするのが、受け入れられません。おそらく私の度量が狭いということなのでしょう。ただ夫の…

「無敵看板娘」(17) 佐渡川準

鬼丸飯店の看板娘・美輝が主人公のギャグマンガ。最終巻ですが、現在チャンピオンで新タイトルで続編が連載されています。またアニメ化も決定しています。 最近の展開も悪くは無いのですが、多少マンネリ感は否めなかったので、いい区切りになったと思います…

「怪物王女」(2) 光永康則

タイトル通り怪物たちの王女が主人公。王位継承権をめぐって戦いを繰り広げます。 1巻に引き続き、ベタでお決まりのキャラと分かりやすい色気とサービスシーンのオンパレードです。ストーリーも結構普通ですが、ある意味では安定しています。そんな感じでベ…

「ロボとうさ吉」(1)(2)(3) 加藤和恵

太陽系の辺境の星で一人で暮らす少年・ロビンと刑務所を脱獄してきたウサギのうさ吉が軍に追われながら宇宙船で地球を目指して旅をする話。 子供向けのSFといった印象ですが、ストーリーやアクションシーンなど結構しっかりつくられています。主人公の少年が…

「フルーツ」 木葉功一

6人の女性を主人公にした短編集。木葉功一の危うい魅力や色気が発揮された作品ばかりでオススメです。まさに禁断の果実といった感じでしょうか。不定期に掲載作品を集めた作品集なので読み応えがあります。この人は短編の方が向いているのかもしれません。こ…

「ユートピアズ」 うめざわしゅん

この世界とはちょっとだけ異なった世界を舞台にした短編集。分かりやすく言えば、世にも奇妙な物語のような感じです。ライトな感覚も似ているかもしれません。 マンガとしての質がバラバラで小さくまとまっている所が残念です。もう一歩といった感じです。で…

「もやしもん」(3) 石川雅之

農大の研究室を舞台に、菌ばかりが出てくるマンガ。作中でもネタにされていますが、主人公がその特殊能力を含めて極端に影が薄いです。 ここ最近、真面目要素が増しているので、気軽に読むことが出来ません。単行本でゆっくり読んだ方が楽しめるでしょう。菌…

「エマ」(7) 森薫

メイドと貴族の恋を描いたマンガの最終巻。 一人で生きていく事を決意したエマの力強さに驚いていたら、あっさり再会。この辺りは、巻数の都合でしょうか。でも一直線に進む熱い展開は、非常に面白いです。きっちり盛り上げてきます。しっかりとキャラクタを…

「デトロイト・メタル・シティ」(1) 若杉公徳

本当はオシャレなポップソングをやりたい主人公がデスメタルバンドでヴォーカルとギターをやるというギャグマンガ。連載中から一部では話題になっていましたが、単行本が品切れになるほどの人気のようです。確かにネット受けしそうなマンガだと思います。 設…

「キーチ!!」(9) 新井英樹

キーチたちによる国会議事堂前占拠事件のその後の展開を描いた巻。 感情が不安定になり、自分の気持ちがよく分からなくなる。腹の中を掻き乱されるようなマンガです。単純に読んでいて気持ちがよく楽しいので、それでいいのでしょう。 この巻で子供編が完結…

「RIN」(1) 新井英樹

前作「シュガー」の2年後、いきなり世界戦から始まります。面食らいますが、初回からテンション高いのは如何にも新井英樹らしくていい感じです。 流れるような試合のシーンは、単純に見ていて格好いいです。またネームの上手さも際立っています。どちらも簡…

近況

溜めていたマンガの感想をまとめて書きました。これで読んだマンガの感想は大体書けたと思います。ずっと気になっていたのでスッキリしました。でも居るか分からない読み手の立場で考えてみると、休日にまとめて書くよりも、情報に速効性を持たせて発売直後…