「IKKI 12月号」
新連載はイシデ電、桐野夏生「リアルワールド」。主人公の女子高生が、隣の家で起こった男子高校生による母親殺しの事件に巻き込まれていく話になるようです。原作は未読ですが、実は桐野夏生は苦手な作家です。何作か読みましたがあまり作風が合わないですね。でも、マンガの方は続きが気になる第1話でした。予備校での主人公の心理描写や町の雑踏の場面なんかは桐野夏生っぽい気がしましたね。
他には、今号も林田球「ドロヘドロ」と林一雄「のらみみ」がいいですね。やはりこの2作品が私の中では、IKKIの柱マンガです。今回の「のらみみ」は、ドッタリ君の話です。本当にいいキャラです、ドッタリ君。
また次号から、オノ・ナツメと岩岡ヒサエの新連載が始まるそうです。2人とも好きな漫画家なので楽しみです。