「暴れん坊本屋さん」(2) 久世番子

 書店員兼漫画家である作者が書店の仕事内容などを描いたマンガ。1巻が新聞の書評などに取り上げられて、それなりに話題になりました。

 基本的にターゲットは、書店員と本好きの人でしょう。ある程度、書店業界に関する知識があった方が楽しめる気がします。私は1巻に引き続き楽しく読めました。漫画家としても書店員としてもいろいろと分かっている作者が描いたマンガなので、読者もそれらについて分かっているという人を対象にしているわけです。まあ、ギャグを含めて書店関連の小ネタ以外は、正直言って凄く面白いという訳でもないので、これ以上話題にはならないかもしれません。次巻までネタが続く事を祈っています。