アウトプットする時こそ情報の鮮度が重要になる

 ここの所、インプットの1つであるネット巡回をしている時間が取れないので、同時に巡回で気になった記事に対して言及するというアウトプットも減っていることになります。ネット上の情報は流行り廃りが早いので、基本的に話題になったときにこちらも書かなくてはいけないという気になってしまいます。時期を逃した感があると、書き辛くなってしまうのです。
 つまり情報の鮮度は、インプットする際ではなくアウトプットする際に重要になってくるということです。多くの場合、数日前に発表された情報やネタを遅れて摂取してもさほど影響はありません。しかし、その数日前に手に入れた情報に関してアウトプットするとなると話は変わってきます。周りの人は既にその情報を知っている可能性が高くなります。議論ならば話は更に先に進んでいるかもしれません。こうなると、既知の情報というスタンスで発信するか、現在までの経緯をすべて把握した後で、もっと新しい情報もしくは先に進むための意見を述べる必要が出てくるのです。
 流行の波に乗ってネット上の先端付近にいたいのなら、書き手は特に常に新鮮な情報を摂取し続けなくてはいけないのでしょう。まあ、そんな最先端の人種も大抵の場合狭い世界だけの話だったりするので、さほど気にすることでもなかったりもします。