「続水惑星年代記」 大石まさる

 宇宙時代を迎えた近未来の地球を舞台にしたオムニバス連作作品。いろんな場所でいろんな生き方をしている人々が主人公です。
 あまりにも綺麗すぎて、優しすぎて、素直に受け止めきれません。天邪鬼的な発想です。ただ、嫌いなマンガというわけでありませんし、この人の作品の中では一番好きだったりもします。強い女と健全なエロ。作者もあとがきで書いているように、読んでいてのびのびと描いているのが伝わってくるのは心地良い感覚です。