「怪物王女」(1) 光永康則

 タイトルどおり怪物たちの王女と、その下僕に選ばれた主人公の少年が狼男や透明人間と戦う話。高飛車のゴスロリ王女や、ロリメイド、巨乳メイド、ケモノ娘などあざとく狙ったキャラばかりで意外性はあまりないですが、お決まりのアイテムを上手く組み合わせて手堅い話づくりをしています。
 単純に読んでいて楽しいですし、予想以上に面白かったです。この手の雑誌では、貴重な戦力になると思います。ただ、ちょっとスプラッターな描写があるのでそういうのが苦手な人はダメかもしれません。