2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「Gratest Hits +3」 よしもとよしとも

よしもとよしともの既刊から選りすぐった作品を収録したベスト版。 正直言ってこれだけみると普通です。書き下ろしの作品はそれなりに良かったですが、全体的にはいまいち好きになれませんでした。当たり前のことはやりたくない、普通を壊してやろうという捻…

「青い車」 よしもとよしとも

レコード屋の店員たちを主人公にして、若者の生活を淡々と描くオムニバス連作。 今更な間がしますが、ちゃんと読んでいなかったので読んでみました。私がしっかりとマンガを読むようになったのは90年代後半ぐらいからなので、90年代中盤以前のマンガには結構…

「眠れる惑星」(1) 陽気婢

ある日、主人公以外のすべての人が眠りから覚めなくなった世界。主人公がセックスをするとその相手が目覚めるという設定です。 雑誌での連載を完全に飛ばしていたので、なによりも設定に驚きました。作者もあとがきで書いていますが、完全に中学生レベルの妄…

「びんちょうタン」(1) 江草天仁

山の中で一人で暮らしている少女・びんちょうタンの生活を描いたマンガ。基本スタイルは4コママンガです。 分かりやすいオチ等はないので、びんちょうタンの生活をまったりと見てほのぼのするためのマンガだと思います。しかし、私の好みとは少し違うのであ…

「ゆず」須藤真澄

作者とネコの『ゆず』の生活を描いたマンガ。ゆずを知人から貰ってくるところから始まります。作者のゆずへの愛情がこれでもかというほど詰まった1冊で、読み応えがあります。 私はちゃんとゆずの事を描いたマンガを読まないで「長い長いさんぽ」を読んでし…

活字が読めない症候群

定期的に活字を読む気になれない時期がやってきます。大抵、気分的に落ち込んでいたりするとそうなることが多いのですが、これが更に悪化するとマンガも読む気になれなくなります。何も手に付かないという状況です。なかなか厄介なのですがどうしようもない…

今日買ったもの

「精神科に行こう! 心のカゼは軽ーく治そう」大原広軌・藤臣柊子 「大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症」の作者・大原由軌子の夫である大原広軌の本です。書店に行ったら、作中にこの本が登場していたこともあり「大原さん〜」の隣に並べられていた…

「コミックビーム 3月号」

竹本泉「よみきりものの・・・」。新連載というか、舞台を変えて仕切り直しのようです。前作の「よみきりもの」は学校が舞台でしたが、今作は近未来が舞台ということでしょうか。引き続き、自由奔放でほのぼのした作風です。安定したマンガが読めそうです。 桜…

雑誌の感想は難しい

卒論発表会の関係で明日も学校なのですが、最近マンガの感想を書いていないので、無理矢理に時間を作ってビームの感想だけ書いてみました。 これまで3ヶ月ほどアフタヌーンやIKKIなど購入しているマンガ雑誌の感想を書いてみましたが、雑誌の感想だとどうし…

私と2ch漫画版

『2ch「2005年漫画板ベスト5」』 (ぬるヲタが斬る) スレ自体を見ていないので何ともいえないのですが、結果だけを見る限りはあんまり参考にならないです。2chの漫画版に行かなくなって随分経ちますが、行かなくなったのは欲しい情報に対してノイズが多すぎる…

今日買ったもの

「レモネードBOOKS」(1) 山名沢湖 「コミックビーム 3月号」 「レモネードBOOKS」は、1月末に発売された単行本ですが、買っていなかったのでなんとなく購入。山名沢湖は嫌いという訳ではないのですが、いまいちピンと来ないところがあるので、積極的に買うっ…

悲しいので1回休み

カバンの中に入れていたペットボトルのふたが緩んでいて大変なことになりました。まだ読んでいない本もヘナヘナです。気になるなら買い直せばいいだけの事なのですが、本が濡れたり折れ曲がったりすると、なんかすごいショックを受けて絶望的な気分に陥りま…

地味に飲酒量が増えている

今日も二日酔いで半分ぐらい死にながら大学に行ってきました。夕方ぐらいには、どうにか落ち着いたのですが、電車の中が一番辛かったです。あの時には、飲みすぎたことへの後悔とこれからは二日酔いになるほど飲まないという決意しかないです。 飲み会だと終…

書店の売り場によって、客のモラルに違いはあるか?

『雑誌抜き所感』 (書店員の異常な愛情) いつも書店の情報を参考にさせてもらっているサイトです。 雑誌売場を見るといつも思うのですが、売場によって棚や平台の乱れ具合が全然違いますね。ウチの場合、売場が乱れやすい順に「料理・家庭>女性ファッション…

今日買ったもの

「びんちょうタン」(1) 江草天仁 「ゆず」須藤真澄 「びんちょうタン」は、ずっと買うか迷っていたのですが、迷うのが面倒臭くなって購入。連載をまったく読んでいないので、マンガの内容やスタイルすら分かりませんでした。金銭的に余裕がなかったら、間違…

「Fate/stay night」

ゲームは未経験なので前知識がほとんどない状態で見たわけですが、序盤から退屈な展開が続いていまいちハマれませんでした。世界観や雰囲気なんかもちょっと自分には合わない感じです。ネット上で話題になっていなければ、そろそろ切っていると思います。 や…

「陰からマモル!」

マンガや小説を原作にしたアニメのほとんどが私の趣向に合わなかったため、どんどん切っていったのですが、どういうわけだかこの作品だけは残りました。特別出来がいいとかいう訳でもない気がするのですが、不思議な魅力があります。ベタな設定やキャラなん…

「おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ」

こちらも開始前からどうなることかと思っていた未知数の作品でした。しかも何話か見た今でも判断に困っている状態です。素直な感想を言えば、難しい事をよくやっているな、頑張っているなという感じが強いです。 監督の我が強く出た作品ですし、マンネリとい…

「よみがえる空 -Rescue Wings-」

開始前は、教育アニメのような『公式サイト』に『財団法人 日本航空協会&航空ジャーナリスト協会 推薦』なんて書かれていてどうなるのかと思ったのですが、今のところいい感じです。今期のアニメの中では、この地味な作品が相対的に一番いいかもしれません…

現在視聴中のアニメ

1月から始まった新番組の視聴継続作品がやっと決定したので書いてみます。今期は、見ることができるアニメを初回からすべて見て選んでみました。時間にあまり余裕がないので、けっこう絞ったところ、少し物足りない作品が多くて、今期は不作という人が多い…

自己の辛さを表すのに、他人を引き合いにしてはいけない

「君は楽だよね、お気楽そうでいいよ。それに比べて自分なんか・・・・・・」 こういう言い方は、円滑な対人関係を望むなら禁句です。確かに、辛さを含め個人の状況は相対的な要素が強いものが多いですけど、こんな事を言っていると悪い結果しか生まないでしょう。…

2月は毎日更新してみる

特に理由は無いのですが、そういう気分なのでやってみます。マンガの感想を書きつつ、他に書くことが無いときは、雑記として適当な事を書いてみます。

大学に行くメリットはまだある

『大学は何をするところだっけ?』(大学教員の日常・非日常) これは今年度で大学を卒業する身として、また来年度からの就職が決まっている身として、最近感じていたことでした。 「だって、学歴がなくちゃ出世できない」 「大学に出てなくちゃ就職先がない」…

「大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症」大原由軌子

神経症の相手との結婚生活を描いたエッセイマンガ。作者はグラフィックデザイナーで、この単行本がデビュー作です。 最近のヒット作でも、安野モヨコ「監督不行届」や小栗左多里「ダーリンは外国人」など、一般的ではないちょっと特殊な結婚生活を描いたマン…

「DEATH NOTE」(10) 大場つぐみ・小畑健

映画化も決定したジャンプ連載中の死神マンガ。最近、以前の勢いがないなんていう声も聞きますが、この巻は面白かったです。断然、単行本向きのマンガだと思います。単行本派の私だから楽しめた部分もあるかもしれません。 新キャラも投入され物語のスケール…

今日買ったもの

「DEATH NOTE」(10) 大場つぐみ・小畑健 「青い車」 よしもとよしとも 「Gratest Hits +3」 よしもとよしとも 「眠れる惑星」(1) 陽気婢 「大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症」大原由軌子 「DEATH NOTE」は連載を読んでいないので楽しみにしながら…

mixiを一般仕様にカモフラージュ

来年度から入社する会社の同期からメールでmixiに誘われました。新入社員で連絡を取り合うために会社のコミュニティを作ったので、同期のみんなに声をかけているそうです。同期の人たちとは、何度か飲み会もやって、最近ある程度打ち解けたところです。基本…

「フライングガール」(1) 笠辺哲

トッド博士という発明家とその助手・磯貝、そしてその発明に危険なものがないかを監視する役割の山田の話。 買うか迷っていたのですが、この人の短編集「バニーズほか」が凄く良かったので買いました。台詞の端々にセンスを感じるし、展開もドラえもんに出て…

「ハピネス」古屋兎丸

古屋兎丸がIKKIやエロティクス、バーズなどに描いていた短編をあつめた単行本。あとがきによると、思春期の喪失感をテーマにした短編集だそうです。ちなみにあとがきは、カバーを外したところにあるので注意。 作者の趣味が出た1冊です。大人になると大抵忘…

「めもり星人」海野蛍

一万年以上にわたって地球人を見守っているメモリ星人の「みーむ」を通して描かれるオムニバス連作。アフタヌーンシーズン増刊に連載していたものに描き下ろしを1話加えてまとめた単行本です。やさしい絵が印象的なSFぽい作品です。 哲学的だったり、論理学…